蓄電池で経済メリットを求めるのではなく、環境メリットを求める事もできます。
太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯め、家庭で使用すれば、電力会社から購入する電力量を減らせます。
電力会社は、火力発電を中心に電気をつくっていますので、太陽光発電で作った電気を使用することで、CO2の排出量を減らす事ができます。
九州電力の場合、CO2排出係数は「0.617kg-CO2/kWh(調整後排出係数)」なので、
毎日4kWh分を蓄電池で充放電すれば、0.617×120kWh=74.04kg のCO2の排出量を削減できます。
杉一本が年間で吸収する二酸化炭素量がおよそ14kgなので、一ヶ月で杉5本分のCO2排出量削減になります。