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  3. 実際に使用できる容量について

蓄電池はその特性上、カタログに記載されている容量全てを充放電することはできません。

その原因は、2つあります。

①電力変換効率

太陽光発電で作る電気は直流ですが、商用電源や家庭内の電気は、すべて交流電流です。

しかし、リチウムイオン蓄電池は直流で充放電を行うので、交流からの充電・交流への放電の際に、それぞれ電力を変換しなければなりません。その変換効率がおよそ95%程度なので、充放電でそれぞれ5%分の損失があるのです。

これが、変換効率による電力損失です。

②放電深度

放電深度とは、容量に対する放電量の割合であり、DOD(Depth of Discharge)とも呼ばれます。

この放電深度は、充放電を繰り返す蓄電池の劣化と密接にかかわっており、放電深度が深いほど劣化が進行していき、電池が大きなダメージを受けます。
そこで、家庭用蓄電池では、およそ70%に設定されています。

以上により、例えばカタログ値で10kWhと記載されていても、
実際に使用できる容量は、

10kWh × 95% × 70% × 95% =6.32kWh

となってしまうので、注意が必要です。

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