太陽光・蓄電池と相性の良い家電・設備とは?売電より「自家消費」を賢く増やす時代に【石川県・福井県】

こんにちは!石川県・福井県で太陽光発電・蓄電池などの設備工事を行っている当社ブログをご覧いただきありがとうございます。

「太陽光を付けるなら、できるだけ家で使って得したい」「蓄電池まで入れるなら、家電の使い方も最適化したい」──そんな方に向けて、太陽光・蓄電池と“相性の良い家電・設備”を、実際の運用イメージまで含めて分かりやすく整理します。

この記事を読むと、「どの家電を優先して見直すべきか」と、「昼の発電をムダにしない運用のコツ」が分かります。



1. なぜ今「売電より自家消費」なのか

結論から言うと、売電単価が下がってきた分、発電した電気を“買わずに済ませる(自家消費)”ほうが家計メリットを作りやすいからです。

たとえば住宅用(10kW未満)のFIT調達価格は、2012年度は42円/kWhでしたが、2024年度は16円/kWhまで下がっています。

ポイント: 売電が悪いわけではありません。 ただ、今は「高く売る」より「高い買電を減らす」ほうが、同じ発電量でもメリットを作りやすい時代です。

さらに2025年度は、上期(4〜9月)は住宅用が15円/kWh、下期(10月〜3月)は24円/kWh(〜4年)+8.3円/kWh(5〜10年)という“階段型”の設定も示されています。


2. 相性の良さは「時間×電力量」で決まる

「相性が良い家電・設備」とは、ひとことで言うと “電気を使うタイミング(昼・夜)と、使う量(大・小)が、太陽光・蓄電池の動きと噛み合う”ものです。

特に相性が良くなりやすい条件は次の通りです。

  • 昼に動かせる(または自動で昼に寄せられる)
  • 消費電力が大きめで、買電削減効果が出やすい
  • 貯められる形(お湯・電気・冷熱など)にできる
  • 蓄電池があるなら昼→夜へ回しやすい

太陽光は基本的に昼に発電します。 だからこそ、昼の時間帯に「使い道」を作るほど、同じ発電量でも家計メリットが伸びやすくなります。


3. 太陽光・蓄電池と相性が良い家電・設備7選

ここでは「なぜ相性が良いのか」「どう動かすと効くのか」をセットで紹介します。 ご家庭の生活パターンに合わせて、導入や買い替えの優先順位を決める材料にしてください。

① エコキュート(給湯)

相性の代表格がエコキュートです。 理由は、家の電気消費の中でも給湯が大きな割合になりやすいからです。

しかもエコキュートは“お湯を貯める設備”なので、昼に沸かして夜に使うという自家消費向きの使い方ができます。

運用イメージ(例)

  • 夜間の沸き上げを“少なめ”に
  • 翌日の発電が出る時間帯(例:10〜14時)に沸き上げを分散
  • 夜はそのお湯を使い、買電を抑える

② HEMS(見える化・自動制御)

「相性の良い家電」を本気で活かすなら、HEMSは効果が出やすいです。 発電・消費・蓄電の状況を見える化し、設定次第で“賢く昼に寄せる”運用ができます。

特に、エコキュートや蓄電池の制御を組み合わせると、自家消費率が上がりやすくなります。

③ 洗濯乾燥機・衣類乾燥除湿機(北陸は特に相性◎)

石川県・福井県は雨や雪の季節が長く、室内干しが増えやすい地域です。 そこで衣類乾燥を“昼の発電時間に寄せる”だけで、自家消費が増えやすくなります。

  • タイマー運転で「10〜14時」に乾燥を集中
  • 蓄電池があれば、夕方以降の仕上げに回すのも有効

④ 食洗機(タイマー運転で昼に寄せやすい)

食洗機は給湯ほどの大電力ではありませんが、タイマーで昼運転に寄せやすいのが強みです。

「夕食後に回す」を「昼(在宅なら昼食後)に回す」に変えるだけでも、買電を減らしやすくなります。

⑤ IHクッキングヒーター(ガス→電気に寄せる)

IHは「ガスから電気へ寄せる」代表です。昼の調理時間帯に発電を使えます。

ただし調理は時間が短いことも多いので、主役は給湯・蓄電で、IHは“自家消費を底上げする脇役”になりやすいです。

⑥ エアコン(ヒートポンプ機器)

冷暖房は電気使用量が大きくなりやすいので、昼に少し寄せるだけでも効きます。 特におすすめは「前倒し運転」です。

  • 夏:昼に少し強めに冷やして、夕方以降をラクにする
  • 冬:昼の発電で室温を上げておき、夕方の買電を抑える

⑦ EV / V2H(あれば最強クラス)

EVがある場合、昼の余剰を“クルマに貯める”ことができます。 さらにV2Hがあれば、停電時の非常用電源としても強く、太陽光・蓄電池との親和性は非常に高いカテゴリです。


4. 最優先は給湯:エコキュートが“自家消費の主役”になりやすい理由

自家消費を増やす設計で、いちばん効果が出やすいのは「昼に動かせて、貯められる」設備です。 その条件に当てはまりやすいのがエコキュートです。

  • 昼の余剰電力をお湯として貯められる
  • 夜にそのお湯を使えば夜の買電が減りやすい
  • 太陽光連携機能で昼寄せ運用が作りやすい

だからこそ、太陽光を検討するタイミングで 「給湯設備も、太陽光・蓄電池との相性を見ながら選ぶ」のがおすすめです。


5. 取扱い機種例:パナソニック HE-S37LQS / HE-S46LQS(ソーラーチャージ)

当店取り扱いのHE-S37LQS / HE-S46LQSは、機能欄に「ソーラーチャージ」が明記されています。

ソーラーチャージが“相性が良い”理由は、次の考え方にあります。

  • 夜間の沸き上げ量を減らす
  • 翌日の昼間に分散して沸き上げる
  • 太陽光の余剰電力を自家消費として活かす

注意点: 日射量予報や条件によっては買電が発生しうることが示されています。 つまり「必ず余剰だけで沸く」ではありません。
だからこそ販売店側が、ご家庭の生活パターン・電気料金プラン・パネル容量も含めて“効く設定”を一緒に詰めるのが重要です。


6. 取扱い機種例:三菱(太陽光連携「お天気リンクEZ」)

三菱エコキュートには、太陽光発電と連携して昼間の余剰電力を活用する「お天気リンクEZ」があります。 天気予報をもとに、翌日が晴れなら夜間の沸き上げを減らし、日中に沸き上げることで余剰電力を活用する考え方です。

また、余剰電力がどれくらい必要かの目安(参考値)も示されています。

  • 300/370L:約1.5kW以上
  • 430/460L:約2.0kW以上
  • 550L:約2.5kW以上

補足: お天気リンクEZの対応可否は、機種・年式・リモコン構成や必要部材で変わります。 当店側で型番と構成を確認したうえでご案内するのが確実です。


7. 石川県・福井県で失敗しにくい運用のコツ(積雪・冬の電気の使い方)

北陸は冬の暖房比率が上がりやすく、積雪で発電が落ちる日も出やすい地域です。 だからこそ「機器選び」だけでなく、運用設計が効きます。

コツ①:昼に動かす“予約”を増やす

  • 乾燥機・食洗機は予約で昼へ
  • エアコンは前倒し運転(室温を作って夕方をラクに)

コツ②:エコキュートは“昼寄せ”の設定を一緒に作る

ソーラーチャージ系は、日射量や生活パターンで買電が出ることがあります。 注意点を踏まえて、ご家庭に合う設定に合わせ込むことが重要です。

コツ③:蓄電池は「夜の買電を減らす」役割を明確に

昼の余剰を夜へ回すと、体感でも家計でも効果が分かりやすくなります。 停電時の安心にもつながります。


8. まとめ

太陽光のメリットは、これからますます「売電」より「自家消費(買電削減)」で作りやすくなります。

そのために重要なのが、昼に動かせる大きな負荷と、貯められる仕組みです。

  • 最優先はエコキュート(給湯)
  • 次にHEMSで“昼寄せ”を自動化
  • 乾燥家電・エアコン・食洗機などで自家消費を積み上げ
  • EV/V2Hがあれば最強クラス

石川・福井の暮らし(冬・積雪・暖房)まで含めて、機器と運用をセットで考えるのが、失敗しにくい近道です。


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